工房での染色も日々灼熱状態になってきております今日このごろ!
勿論お店サイドはエアコン快適に利いてますのでご安心下さい(^^)
今回は最近の受注の中でも大人気の煤竹色(すすたけいろ)のリメイク染めをご紹介します❗
まず簡単に色目を解説しますと
渋い茶色です。赤みが前に出過ぎず絶妙な加減が魅力です。イメージとして囲炉裏で煤けて古くなった竹の色。
これまで茶色染めには阿仙(あせん)という染料を使用していたんですが、他にもっと深く渋くかっこいい茶色を出したい!と昨年辺りから様々な染め重ねで試行錯誤し、ようやく納得いく。。というかめちゃめちゃかっこいい茶色→煤竹色を染め上げれるようになりました。
楊梅(やまもも)とインド茜の染め重ねなのですが、分量を細かく調整してます。
さてまずは
厚手の柔道着に近い素材で作られた作務衣の上下↓
絶妙なムラ感がさらに渋さを増しております。
タイパンツ風のゆったりしたパンツ。
若干の色褪せもありました。↓
元がカーキだったので通常より茜を濃いめに入れ色褪せも目立たなく❗
最後は洗濯を繰り返すうちにかなり色褪せしてしまったというトップス↓
素材にキュプラが混じってましたが、かなり締まった感じに染め上がりました。
素材や元の色目に左右されるので煤竹色といっても様々な茶色になるのですが、そこもリメイク染めの面白さ!
染め替えのご相談いつでもお待ちしておりますのでお気軽にどうぞ!
最初にも書きましたが、工房サイドは暑いですが。。。店内は快適に涼しくしてお待ちしております(笑)