⚫染色のこと⚫
当店は、植物を煮出して出てきた色素を使用して染めています。

いわゆる【草木染】というものです。
漢方としても使われる植物が多く、自然の色で染めた服ははとても着心地がいいです。

この天然染料のみを使用し、染色すること。
植物の色は、とても深みがあり色も無限大です。

私達はこの色をもっともっとかっこよく出せる様日々探求しています。
⚫デザインのこと⚫
服や雑貨のデザインは、基本的には2人で考えています。
「どの時代でも、色褪せることの無い、飽きのこないデザイン」をコンセプトとして
敢えて言うならば‘こだわり ’を無くしています。
これまでISTISTの商品は、
お客様の様々な声にお応えして来てレギュラー化したものが沢山あります。
「好きな色で、好きな服が作れるお店」

そんなお店作りを目指しています。
「草木染め」と聞くとどうしても
【⠀敷居の高いもの】【⠀古臭い】
そんなイメージを持たれる事もありました。
より身近なものに草木染を感じて頂けたらと思います。
普段着に 草木染の色で
こんなにカッコイイ色なら着てみたい!
そう思って貰えるような服作りをしています。
⚫生地と糸のこと⚫
ほとんどの商品が生地と糸を独自で選び
縫製から染色まで行っています。

その為、草木染の独特な風合いがよりよく現れる生地を日々試行しています。
製品にするまでに
デザインに合った生地、色であるか
肌触りや質感はどうか
生地の色落ちはどうか
使用感はどうか
等様々な視点から考えます。
縫製の糸に関しても。

後染めのものには、天然素材の糸を使用しています。
糸までしっかり染まり、縫い目がほとんど目立つ事がありません。
その為に、ニット等の伸縮性のある生地や、厚手の生地など、それぞれの用途に合わせて糸も数種類常備しています。
⚫色のこと⚫
草木染には、やり方が沢山あります。
専門家の本でも、職人さん達でもやり方は様々。
ISTISTでは、インド藍の化学建てによる藍染
煮出して染色する 煮出し染め
夏には柿渋染めなど
幅広く色を作り続けてきました。
そのそれぞれの色味に関しても、改良に改良を重ねて、自分達が納得いくまで同じ生地を染めたりもします。
「色」のこだわりは染め重ねの色を楽しむこと。

もちろん、1色でも複雑で奥行きのある色合いの草木染めの色。
それをさらに、染め重ねて、独特な色を作り出します。
それにより、本来ひとつの染料では出来ない色味が仕上がってきます。
もちろん、染め重ねて色を作るのにはその分日数がかかりますが、ISTISTでの染め替えオーダー等でも人気です。
